細部にわたるコスト見直し、事業経費削減で経営改善。

青森定期自動車株式会社様(青森県青森市)
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登場人物(2022年9月取材当時)
青森定期自動車株式会社 代表取締役 齋藤 武男様
UDトラックス株式会社 青森営業部 カスタマーアドバイザー 大髙 昭浩

青森定期自動車株式会社の齋藤氏。御年81歳ながら、系列の運送会社・東日本ライフ輸送株式会社を経営するなど、その手腕を存分に発揮されている。北東北3県の運送業者として、業界の経営模範となる立場でもある。

青森営業部に所属するカスタマーアドバイザーの大髙。青森定期自動車様との付き合いは長く、すでに15年目に入る。一生懸命に丁寧な仕事を心がけることがモットー。真摯な営業スタイルに、齋藤社長から全幅の信頼を寄せられている。

創業95年という長い歴史を持つ運送業界の老舗、青森定期自動車株式会社様。北東北3県(青森・岩手・秋田)を中心に豊かな経験と知識に基づき、多角的な視点でコスト削減を実現しているのが強みという同社。多くの顧客から選ばれてきた経緯、そしてUDトラックス車両を多数導入いただいているその理由について、弊社の大髙が、社長の齋藤様にお伺いしました。

 

2024年問題を目前に長距離運送の働き方改革を

(大髙) 齋藤様は社長職に復帰されて約2年が経ちますが、喫緊の重要な経営課題などはございますでしょうか。

(齋藤) やはり2024年問題を踏まえた、長距離ドライバーの働き方改革でしょうか。当社の中継地点がちょうど仙台なのですが、トラックを走らせる人、荷積み・荷下ろしをする人など、それぞれに輸送の効率化に取り組み、労働時間を減らす工夫を重ねている段階です。それと同時に、人材不足の問題も深刻ですね。仙台で仮に給料を多少高くしても、若い人材はなかなか来ません。当社は現在60歳定年です。延長で65歳のドライバーもいますが、いずれは退社していく。その人材を補充できるかというと疑問です。将来的に、業務規模はやや縮小傾向で進むのではと予想しています。経営バランスを取りながら人材を集めていくには大変な苦労がありますね。ただ、悲観的になっているわけではなく、様々な業務を効率化し、収支の関係を工夫しながら進めていけば、仮に規模が小さくなっても利益は確保できるのではないかと見込んでいます。大髙さんにもお願いして、燃費のよい大型車両を提供していただき、修理費用などメンテナンス費用の低減も検討していければと思っています。

(大髙) 弊社も現在、燃費のよいトラックのご提供やメンテナンス費用の低減など、様々な面でサポートさせていただいております。

 

往路と復路でシステム運送「帰り便」でのコスト削減

(大髙) 御社では、長距離運送の際の「帰り便」に注力されているとのこと。詳しいお話を聞かせてください。

(齋藤) コスト削減の一環として、復路の「帰り便」を安定的に受注する取り組みを行っています。配送を終えたトラックを空荷のまま帰社させてしまうと、人件費や燃料代などが発生し、コストのロスが大きくなってしまいます。そこで当社では、関東圏などから帰社するトラックほぼすべてに「帰り便」の配車を付け、空荷で戻ることのないような仕組みを整えています。

(大髙) 具体的にはどんな荷物を積み、どういったシステムで運行するのですか。

(齋藤) 「行き便」は、主に東北の県産物を首都圏に運んでいます。「帰り便」は、家電品や精密部品が多いですね。最近は冷凍食品も増えてきました。「帰り便」は、ほとんどが契約している企業の荷物で、毎日必ず何かしらの出荷があります。量の多い少ないはありますが、「行き便」の車両は「帰り便」の荷物に見合うような、配車手配をしています。契約先との情報共有と連携を強化することにより、現在では、トラックが空荷で帰ってくることはまずなくなりました。

長距離運送・小口運送・倉庫保管・オフィスの引越まで、運送業務だけでなくトータルでサポートする、青森定期自動車株式会社・本社営業部のメンバー。従業員320人の大所帯を支える屋台骨だ。

長距離の疲労軽減を期待UDアクティブステアリング

(大髙) 御社が長距離運送の際に使用するUDアクティブステアリング搭載のQuon(クオン)のご評価はいかがでしょうか。

(齋藤) 私はここ10年ほど公道で大型車には乗っていませんが、青森カスタマーセンターで開催された新型車試乗会で久しぶりに運転しました。車庫入れや不整路走行でのステアリングの安定感を特に実感しまして、ドライバーをサポートする機能の多彩さに驚きましたね。

(大髙) 長距離運送で大切なのは積み荷の重量バランスです。荷受けした貨物が偏過重の状態だと、走行時のステアリングの重さや操作感覚が通常時と異なってドライバーに伝わり、これが疲れの原因となります。UDアクティブステアリング搭載車は、貨物の重量や積載位置に左右されず常に一定の操舵力で、細やかなステアリング操作ができるので、連続する緊張感や疲労蓄積を緩和しドライバーにも喜ばれています。

(齋藤) やはり現場では、積荷は後部から順番に下ろしていきます。再度走る時、いくらかは積荷を後に下げるのですが、どうしても前の方に重さが偏る。そういった点では、エアサスペンションとこのステアリングを組み合わせると、よりドライバーにとっていい効果がでると思いました。毎日乗る人間にとってはかなり楽になると思います。

Quonに搭載されたUDアクティブステアリングの新機能は、ドライバーをサポートし、今後の人材確保の一助にもなり得る。長距離運送での疲労軽減が期待できる点は、誰もが体感し納得できるメリットで、ドライバーからも評価が高い。

さらなるコスト削減を実現UDのアフターサービス

(大髙) 弊社のアフターサービスに関してのご評価はいかがでしょうか。

(齋藤) 以前にあったケースでいうと、他メーカーさんの車両で、排出ガス浄化装置のトラブルが起きてマフラーが詰まってしまいました。マフラー交換の見積りがものすごく高額なので手を焼いたのですが、UDトラックスさんに相談したら、その対策をいろいろと探しだしてくれました。いわゆるマフラー洗浄ですね。専門のケミカルメーカーさんを連れてきてもらい、詳しく解説していただきました。それまでマフラーは交換が必須と思っていたのですが、それが洗浄できるということは大きなコスト削減につながります。その対応で、UDトラックスさんに惚れてしまいましたね。コストを少しでも下げてくれるような提案をしてくれると、やはりそれは大歓迎。信頼関係も親近感も生まれますね。

(大髙) アフターサービスを含め、弊社を高く評価していただきありがとうございます。斎藤社長からは、いつもこちらからの提案に対してとても興味・関心をもってもらえるので、励みになります。専門メーカーさんや機械工具屋さんから様々な情報が入ってくるので、社内でもサービススタッフと常日頃から提案に繋がる情報を共有しています。

(齋藤) Quonの保有も50台程に増えたので、UDトラックスさんとは車両メンテナンス契約も結んでいます。これもある意味、メンテナンスコストの削減ですね。

(大髙) UD純正メンテナンス契約と呼ばれる、UD-TRUSTのスタンダードプランですね。最適なタイミングでメンテナンスを実施することで、常に車両を最良の状態に保ち、ライフサイクルコスト低減にも繋がります。

 

利益を確保する選択肢をUDトラックスがサポート

(齋藤) 2024年の法改正施行後、業界はどう進んでいくのか。当社が、長距離運送をあとどれくらい続けられるのか。社会的にも様々な面で効率化が進んだり、モノ消費よりコト消費などと言われてもいますが、やはり運ばなければならないものは残ると思います。そこをもう少し、見極めたいと思っていますね。いくつかの選択肢を併せ持って挑み、今までの会社経営のノウハウで学んだことを活かせば、コストのやりくりは大丈夫だと踏んでいます。どんな流れにあっても、利益を確保する自信はついていますが、そこにUDトラックスさんにお力添えいただけるとより心強いですね。

(大髙) 今後もサービススタッフとの連携を密にとりながら、稼働を止めない対応をきめ細かく取り、アフターサービスも含めて価格以上のいい買い物だったと言われるようにしていきたいと思っています。これからも様々なご提案をさせていただき、利益確保に繋がる選択肢を広げていくことに尽力いたします。齋藤様、本日は誠にありがとうございました。

青森定期自動車株式会社

長距離輸送と小口輸送に特化し、北東北3県の営業所と関東支社を含む10拠点を核として、幅広いネットワークを構築。常に高品質の運送を目指し、安心・確実・誠実なプロの技術を東日本エリアの物流運送で実現している。多様化するお客様のニーズに応え、創業95年の長い歴史を着実に伸ばし続けている。

青森県青森市大字荒川字成瀬14番地6号