大阪市福島区に本社を置き、暮らしの基盤となる大型重機工事を中心に、地図に残る社会貢献性の高い現場を数多く担当。情報化・自動化施工のパイオニアとして業界をリードする、総合建設会社の株式会社冨島建設様。次世代技術への取り組みや、UDトラックスのQuon(クオン)大型ダンプ初導入の経緯を、当社の仲田が富島様と野元様にお伺いしました。
日本の大地に命を吹き込み新たな価値を生む総合建設会社
(仲田) まずはじめに、御社の事業内容について、特に総合建設会社としての概要について詳しくお聞かせください。
(富島) 当社の主力事業は、重機土木を中心とした工事を展開しています。具体的には、発電所やダム工事、河川や道路工事など、地域の基盤づくりに関わる大型プロジェクトの公共インフラ整備を幅広く手掛けています。さらに地域社会に根差した企業として、災害復旧やダムのインフラ整備など、強くてしなやかなインフラ構築にも力を入れており、社会的使命を担った公共性の高い復興事業も展開しています。経営基本理念として、「業界から真に必要とされる中堅企業としての地位を名実ともに確立する」を掲げ、持続可能な街づくりや環境保全に注力しています。今年で創業75周年を迎え、大阪を中心に日本全国で重機土木の分野における幅広い施工実績を積み重ね、長年にわたり培った技術力と信頼をもとに、社会の発展に貢献している企業です。
ランゲンドルフ荷台を施したQuon土砂ダンプを初導入
(仲田) 当社の大型ダンプに、ドイツ・ランゲンドルフ社の荷台を架装されていますが、その経緯についてお聞かせください。
(富島) 2015年に、愛媛県の松山市で重機土工業者の勉強会に行きました。そこで目にしたのが、国際的にも高い評価と信頼を得ているランゲンドルフ社の荷台だったのです。丁度その時に架装し展示してあったのが、UDトラックスのQuon大型ダンプでした。さっそく話を持ち帰り、機械部の野元と検討して、特殊性を持った次世代の大型ダンプをそろそろ保有してもいい時期ではないかと思い、UDさんに声をかけさせていただき、当社の方からご相談したのがきっかけです。それまではUDさんとはお付き合いがなく、メーカーのこだわりも特になかったのですが、代理店の説明ではUDトラックスの高い技術が活用されたミッションや油圧装置なら、ランゲンドルフ荷台の架装もしやすく、相性もいいという推薦があり、導入に踏み切った次第です。
(仲田) ランゲンドルフ荷台の最大の魅力やメリットなど、どのような点が満足に繋がったか、評価をぜひお聞かせください。
(富島) 当社の積荷は、現場で発生する土砂・岩砕ズリ※ が中心となるので、摩耗・衝撃に強い堅牢なスウェーデン鋼板で、最大積載量10トン以上を確保できることが導入条件でした。とにかく強くて軽い船型荷台の高積載が魅力ですね。代理店とUD側で丹念に架装してもらい、2016年から2017年にかけて18台を一気に増強しました。
(野元) 当社の工事現場は全国に点在し、現場内での運行が多く長距離走行はあまりありません。建設重機の修理対応は現地で行っています。通常ですと当社のメンテナンス要員が現場に常駐してトラブル対応しますが、UDダンプの特装車両になるとなかなか対応できないのが現状です。今は、現場に近いUDトラックスの各拠点サービス工場で車検や定期点検をしてもらっています。常にUDさんのサポート体制や応援がなければ工期が遅れることになるため、安全稼働への全面的なご支援をこれからも期待しています。