UDトラックスは50年以上の実績があるスーダンで新興国向け大型トラック「クエスター(Quester)」と中型トラック「クローナー(Croner)」を販売開始しました。幅広い車型を備えた「クエスター」と「クローナー」の投入により、高まる公共事業や物流需要に貢献するとともに、現地のお客様のニーズに細かく応え販売を拡大していきます。
スーダンは近年の情勢不安や経済制裁などの影響によりビジネスが一時期停滞していましたが、2017年10月に経済制裁が解除されたことにより、今後は経済活動や公共事業が活発化し近代化がさらに進むと見込まれています。また石油を主要産業とする同国は肥沃な農土に恵まれているため砂漠が国土の大半を占める近隣諸国から食料供給地として注目されています。このため燃料に加え農産物の長距離輸送に対する需要も増加していくと見られています。
当社の大型トラックはこれまで、建設現場でダンプを主流として現地の需要に応えてきました。今回、高出力エンジン・ハブリダクションを備えたトラクターをラインナップに加えた新興国市場向け大型トラック「クエスター」の投入により、活性化が見込まれる建設分野での販売強化に加え、長距離輸送用トラクターの需要にも応えていきます。