UDトラックスの育児休暇取得率の現状と 取り組みのご紹介

childcare leave

2022年10月「出生時育児休業(産後パパ育休)」の法改正に伴い、UDトラックスでは男性の育休制度のさらなる充実化および性別を問わず育休が取得できるよう理解を促進する活動に取り組んでいます。

UDトラックスでは、2022年10月に育休に関するルールを改定しました。出生時育児休業(産後パパ育休)は、産後8週間の間に2回に分けて最大4週間(暦日28日)取得することができますが、従業員が育休を取得しやすくするため、休暇開始日から連続暦日7日を有給としています。勤続1年未満の従業員等も出生時育児休業を連続暦日7日取得することができます(有給)。また、女性の産前産後休業も休暇開始日から連続暦日7日を有給としています。


2022年10月の育休制度改定以降、UDトラックスでは、育休を取得する男性従業員が増え、平均取得日数も制度改定前は5.2日でしたが、改定後は9日に増えています。

UDトラックスの男性・女性の育休取得率(厚労省の計算式※により算出した数字)
男性の育児休業取得率: 57%
※2022年4月1日~2023年3月31日の期間において配偶者が出産した男性労働者数に対する、公表前事業年度において育児休業等をした男性労働者数及び育児目的休暇を利用した男性労働者数の合計数の割合

女性の育児休業取得率: 100%
※2022年4月1日~2023年3月31日の期間において出産した女性労働者に対する、公表前事業年度において育児休業等をした女性労働者数の割合
 

UDトラックスでは、性別を問わない従業員の育休の促進は、従業員のワークライフバランスの実現、優秀な人財の採用や定着、企業イメージの向上、従業員の満足度・帰属意識の向上、ダイバシティーの推進など多くのメリットがあると考えています。また、働き方改革や出生率の増加など社会全体にも貢献できると考えています。

社内アンケート調査によると、8割強の男性従業員は、子どもが生まれた場合、5日以上から3か月未満の育休を取得したいと考えているという結果となりました。また、性別・世代を問わず、多くの従業員が、誰もが休みやすい職場環境・業務体制づくりが必要と考えていることもわかりました。
このような点を踏まえ、子育てしやすく、より働きやすい職場環境を構築するため、以下のような活動を行っています。


1.    育休に関する会社メッセージを社内イントラネットへ掲載
2.    管理職を対象に背景やプロセス、社内ルールなどを説明するセミナーを開催
3.    マタハラ・パタハラ防止Eラーニング研修を全従業員対象に実施(現場の従業員は資料での研修を実施)
4.    育児休職・休暇関連の就業規則を変更
5.    だれでも、いつでも見られるよう出産・育児に関する各種制度・プロセスを分かりやすく集約、また「出産・育児に関するハンドブック」を作成し社内イントラネットに掲載
6.    過去に育児休業を取得した男性従業員のインタビュー記事を社内イントラネットに掲載

これら活動の紹介にあわせて、UDトラックスで働く男性従業員で、実際に育休を取得した人の体験談をご紹介します。

UDトラックスはこれまでも、「在宅勤務制度の整備」「時間外勤務の削減」「休暇取得の推進」など、従業員が働きやすい職場風土や仕事と家庭を両立していける環境の醸成に向けて、職場環境の改善や働き方の充実を継続的に取り組んできました。
今後も、従業員一人ひとりに適した多様な働きかたやワークライフ・バランスを向上しながら「Better Life」の実現を目指します。