冠水した恐れのある車両の取り扱いについて

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平素はUDトラックスをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

 この度の令和2年7月豪雨*により被害を受けられたお客様、ならびにその地域の皆様に、心からのお見舞いを 申し上げます。

もしお客様の車両が冠水し、あるいは冠水したと疑われる場合は、下記の応急処置を行っていただき、直ちに最寄りのUDトラックス販売会社までご連絡ください。

場合によっては車両を損傷させたり、思わぬ怪我につながる可能性があり、下記の対応方法に従ったご対応をお願いいたします。

 

<洪水などにより冠水した車両、あるいはその可能性が疑われる車両において応急処置や対応が必要な理由>

1. キースイッチをONにしたりエンジンを始動させると、配線のショートによる火災が発生したり、吸気系統に泥水等の異物が入っていることでエンジンを損傷させるなどして思わぬ怪我を負ったり、車両を損傷させる恐れがあるため。

2. ブレーキ内部 / ステアリング リンク機構の錆付きにより正常に機能しない場合や、マフラー内部の詰まりによって排気ガス浄化装置の触媒に破損の恐れがあるため。

<応急処置内容>

1. キースイッチをOFFにして下さい。

  • キースイッチをONにしたり、エンジンを始動することは絶対に行わないでください。

2. バッテリー端子のマイナス(-)側を取り外してください。

  • キースイッチがOFFの位置でも、バッテリーが接続されていると、水の浸入により常に電流が流れる状態になり電気系統の腐食が進むことでショートによる車両火災が発生する恐れがあります。
  • 作業時には、プラス(+)側端子を布などで覆うなどして絶縁し、感電にご注意ください。

3. CNG/LPG車につきましては、長時間の駐車の場合と同様、ガス容器(ガスボンベ)の元バルブを閉じてください。


詳細な点検方法やご不明な点につきましては、最寄りのUDトラックス販売会社にご連絡ください。
[UDトラックス販売会社連絡先一覧はこちら]

 

*2020年7月9日に気象庁が今回の豪雨の名称を「令和2年7月豪雨」と定めたことを受け、「九州豪雨」から「令和2年7月豪雨」に記載を改めました (2020年7月10日)

以上