新たに開発されたエンジンは4気筒5リッターと6気筒8リッターの2モデルを設定。コモンレール式電子制御燃料噴射システムを採用することで、高効率と低公害を実現。またクラストップレベルの高トルクにより、多少の登坂は車速を落とすことなく走行が可能で余分なシフトチェンジも抑えることができるため、燃費の改善と運行時間の短縮に寄与することができる。
当社の品質基準に基づいて設計された主要コンポーネントはUDトラックスが長年にわたって培った経験と、高い技術力に裏付けられている。過酷な試験と厳しい品質基準に合格したそれらはUD製品の骨格となり、お客様に対して高い生産性を約束できるようにした。
新規開発したシャーシフレームは従来比で20%の強度を増した高張力鋼鈑を採用、ホイールベースも3,450~6,500mmまで多種多様
な設定を用意した。クラス最高レベルの対荷重性能を有するアクスルは10.4~18トンまでをカバーする。サスペンションはフロントがマルチリーフとテーパーリーフの両方を設定しそれぞれに標準と高荷重のオプションを設定した。リアサスペンションには従来のマルチリーフのほかにエアサスペンションのオプションを用意し、精密機器輸送にも対応できるようにした。ドライブラインのメンテナンスインターバルも従来比最大3倍まで延長し、稼働時間の延長が可能となった。