クエスターでタイに恩返しを

採血車になったクエスター
この車両は、一目ではトラックだとわからないかもしれません。大型トラックは通常、みなさんが必要としている物資やモノを運んでいますが、この大型トラック「クエスター」はなんと、皆さんの良心を運んでいます。
ご覧いただいているトラックは、エナジードリンク「レッドブル」創業者の名を冠したチャリアオ・ユーウィッタヤー財団が、タイ バンコクのコーンケン病院に寄贈した特別仕様の移動採血車です。外装には「献血をして、命を救おう!」というキャッチコピーが描かれており、移動しながら皆さんからの献血を呼び掛けています。
この特別仕様の移動採血車は機能性だけでなく、快適性と構造美も追及しています。特別仕様のエアコンと換気システムを備え、献血者だけでなく、医療従事者の皆さまにも快適にお使いいただけます。また、ブラインドカーテンが完備されており、利用者のプライバシーにも十分配慮しています。
さらに、充電装置も完備しており、献血者がご自身のスマートフォンで好みの音楽を聴くことができ、採血中も快適に時間をお過ごしいただけます。
チャリアオ・ユーウィッタヤー財団理事のプラナダ・ユーウィッタヤーさんは、「医療従事者やドナーの皆さまに感謝の証として、快適でゆとりある献血体験を提供したいと考えました。」と述べています。
一度車内に入ると、間取りを広くとったゆとりのある車内スペース、温かみのある内装などを体験いただけます。また、採血前後に休憩するスペースを設けるなど、ユーザー体験を高めるための工夫を凝らしています。「本車両は基本的には8台のベッドを収容していますが、緊急時には24台まで増設することが可能となっており、救急患者が増えるフェスティバル開催時など緊急対応も可能です。」(プラナダさん)
UDトラックスでは、2018年にクエスターを財団に納入した後も、財団のミッションを共有し、財団に寄り添い、仕様変更など全てのプロセスに関与してまいりました。

 

 
「献血活動は、国に対して恩返しをしたいという父のミッションを引き継いだもので、私たち財団の重要なプロジェクトの一つです。この車両が未来の移動採血車のプロトタイプになればと考えています。」(プラナダさん)