自動運転
自動運転は生産性、安全性、燃料・燃費効率において物流企業と社会に直接的な貢献でき、物流業界に大きな変化をもたらします。UDトラックスは現在、工場の構内や港湾などの一定区域での安全な低速自動運転技術を開発しています。また高速道路での自動運転や協調型車間距離維持支援システム(CACC)によるトラックの隊列走行技術、そして長期的にはこれらをさらに進化させた一般道での高度自動運転の開発を進めています。
電動化
UDトラックスは環境負荷軽減への絶え間ない努力の一環として現在、エネルギー効率や積載量、航続距離、静粛性を最大限に確保したゼロエミッション大型トラックの実現に向けた技術開発に取り組んでいます。バッテリー技術が進化する中、UDトラックスはバッテリー型電動トラック、パラレルやシリーズ型電動トラックなどの実験を行っています。
コネクティビティとデジタル化
デジタル化をベースとしたコネクティビティは自動運転と電動化を推進する技術です。UDトラックスは、日本国内で販売する車両に搭載したテレマティクスシステム「UDインフォメーションサービス」を通じ、約4万5000台の車両から収集したデータを解析し、車両の稼働率向上に貢献しています。またお客様の運転状況から収集したデータを、より安全で信頼性の高いトラックの開発に役立てています。
UDトラックス開発部門統括責任者のダグラス・ナカノは「2017年の新型クオンの発売を機に、スマートロジスティクスの未来をひらくという信念のもと着実に前進しています。今回発表したUDトラックスの次世代技術ロードマップは物流業界と社会に大きく貢献できると確信しています。世界中のお客様に当社のソリューションや利点を理解していただくことが、最終的には皆さまの暮らしに役立てると信じています」と抱負を語りました。
2018年以内に自動運転と大型電動トラックのプロトタイプを実証し、東京モーターショーが開催される2019年までにお客様と共に実証運行を実施。そこから得た知見を開発に反映し2020年までに特定用途での実用化を行います。これらを基盤にUDトラックスは2030年までに、完全自動運転と大型フル電動トラックの量産化を目指します。
より効率的な物流の未来を実現するため、UDトラックスはお客様と共に一歩一歩前進していきます。
当リリースに関するお問い合わせ先
UDトラックス広報
栗橋 恵都子
Info.udtrucks.japan@udtrucks.co.jp
【UDトラックスについて】
UDトラックスは包括的な輸送ソリューションを提供する日本の商用車ブランドです。1935年に設立されたUDトラックスは、2007年以降ボルボ・グループの一員となりました。日本(埼玉県上尾市)に本拠を置き、創業より、「時代が求めるトラック・サービスを提供する」事をビジョンとしています。国内のみならず世界60カ国以上で、UDのDNAであるUltimate Dependability (究極の信頼)を受け継いだ大・中・小型トラックとサービスを提供し、お客様にとって卓越したビジネスパートナーとして選ばれるブランド・企業になることを私たちの使命としています。