ユニキャリアと羽生工場の譲渡で合意~上尾工場へ経営資源の集中を図り、生産体制を最適化~

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UDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市、代表取締役社長:村上吉弘 以下、UDトラックス)とユニキャリア株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:志岐彰 以下、ユニキャリア)は、UDトラックスが所有する羽生工場(埼玉県羽生市、工場敷地面積:20,000平米)を譲渡することで合意しました。

UDトラックスの羽生工場では、現在同社向けトラック用マニュアルトランスミッションの生産を行っています。今回、羽生工場をユニキャリアに譲渡することにより、2012年より進めてきた生産体制最適化策を更に前進させ、経営資源の更なる集中を図ります。

UDトラックスは2014年にも、生産体制最適化策の一環として、ユニキャリアの子会社であるグローバルコンポーネントテクノロノジー株式会社へ、鴻巣工場を譲渡しています。今回の羽生工場においても、ビジネスパートナーであるユニキャリアとUDトラックスの事業戦略による狙いが一致したため、合意に至りました。

ユニキャリアへ同工場の、工場建屋、設備、敷地の譲渡後も、UDトラックス向けマニュアルトランスミッションの一部を継続的に生産する予定であり、UDトラックスが当面の間、生産管理に携わります。その後、段階的にユニキャリアへ工場運営を移管し、UDトラックスで培かってきたノウハウを伝えていきつつ、両者は今後もビジネスパートナーとして、共に事業の最適化を図ります。

「UDトラックスが長年培ってきた製造技術を伝承し、同時にお互いの事業に相乗効果が生まれるすばらしい機会となりました。今後も良好なパートナーシップを継続していきたいと考えています。」(UDトラックス代表取締役社長 村上吉弘)

「UDトラックスから人材、設備を受け継ぐことによって、生産性や品質をさらに向上させることが可能となります。今回の羽生工場の取得を通じて、弊社の事業戦略を具現化していきます。」(ユニキャリア代表取締役社長 志岐彰)


当リリースに関するお問い合わせ先
UDトラックス広報
Info.VolvoGroupJapan_contactus@volvo.com


UDトラックスはお客様の車両の燃費・稼働率向上のための輸送ソリューションを提供する商用車ブランドです。1935年に設立されたUDトラックスは2007年以降、商用車、バス、建設機械、船舶用エンジンなどを製造・販売するボルボ・グループの商用車部門のグローバルブランドの1つとして、日本に本拠を置き、国内のみならず世界64カ国に販売ネットワークを展開しています。2015年の販売台数は国内・海外合わせて約2万台でした。UDトラックスは当社の商品にUDの由来であるUltimate Dependability (究極の信頼)という付加価値を与え、お客様にとって最も重要な機能において卓越することを私たちの使命としています。