令和2年春の褒章において、UDトラックスの新井啓一が黄綬褒章を受章

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令和2年春の褒章において、新井啓一は業界初となる「純正カスタムペイントの生産ライン」を構築した業績を高く評価され、黄綬褒章を受章しました。黄綬褒章とは、「農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する方」に授与されるものです。

1980年に入社し塗装ラインで技術を習得していく中で、当時業界内では不可能と言われていた自社工場でのカスタムペイントを提案しました。当初は7割位の方に反対をされましたが、緻密な工程設計によるロスのないライン、設備仕様などの仕組みを一から作り上げ効率的な塗装ライン構築を実現しました。

2002年からスタートした純正カスタムペイントは、高品質で耐候性の高い塗装が1台から受注可能ということでお客様から人気を得て、18年目を迎えた現在では、登録色は3,000色以上、生産台数46,429台となっています。

新井は「先輩方のご指導とお力添え、また仲間や家族の支えにより受章することができました。身に余る光栄と心から感謝しております。私一人の成果ではなく、UDトラックスの生産の仕組み、人材の育成が総合的に評価されたものと感じております。今後も更なる研鑽を重ね、今まで受け継いだ技能を後輩たちに伝えることが私の使命であると考えています」とコメントしています。

現在新井は生産関係に携わる従業員の教育を担当しており、後進の技能者に自ら向上していく大切さを伝えると同時に、研修の仕組み改善にも取り組んでいます。
黄綬褒章の受章は歴代12人目であり、UDトラックスの「モノづくり」が社外でも高く評価されている証です。今までの歴史の中で培ってきた知識、技能、想いを後進に受け継いでゆくとともに、今の時代に必要なサービスをお客様にお届けできるよう新しいチャレンジを続けてゆきます。

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