UDトラックス、新中型トラック「クローナー」をペルーに投入

UDトラックスは新興国市場向け中型トラック「クローナー」をペルーで販売開始しました。中南米屈指の経済成長率を誇り、積極的な外交・経済施策により高い成長が見込まれるペルー市場に、高い耐久性を誇る中型トラック「クローナー」を投入することにより、同国経済の発展に貢献します。

新自由主義経済への転換と豊富な鉱物資源に支えられ中南米市場でも有数の経済成長率を誇るペルーは、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(TPP11協定)に加盟するなど積極的な外交施策により貿易拡大を図っています。更なる経済成長を図る現政権のもとで、道路などのインフラ整備にも力を入れており今後、高成長が期待されています。

UDトラックスは中南米市場に参入して約50年、高地や未舗装の道路など厳しい環境でも耐えうる車両で、現地のお客様から高い信頼を得てきました。クローナー投入前には標高の高い場所での稼働を考慮し、ペルーの標高5000メートルの地で耐久走行を実施し品質の確保に尽力しました。高まる市内配送需要に応えるために首都リマを中心に、GVW(車両総重量)11トンの「MKE」、同じく15トンの「PKE」を投入します。またお客様の要望にあわせ、順次投入地域および車型を拡大していく予定です。

新興国市場の販売を統括するジャック・ミシェルは、「高い経済成長が見込まれるペルー市場には大きな期待を寄せています。」と同国市場におけるUDトラックスの展望に期待を表しました。

またUDトラックスの中南米市場を統括するマネージングディレクターのシルビア・ガーバーは「ペルーは中南米市場の中で最大の市場です。現地で多数稼動している中型トラック『コンドル』が得ている高い評価を基盤に、UDトラックスブランドおよび新型クローナーが更に飛躍してくれることを期待しています」と述べました。

新型クローナーはタイで製造し、ボルボ・グループ・ペルーを通じて輸入・販売されます。
ボルボ・グループ・ペルーはペルー市場において50年以上の歴史をもち、ボルボ・トラック、ボルボ・バス、建設機械、ペンタ、マックを取り扱っています。

「ボルボ・グループ・ペルーの優れたアフターサービスと幅広いネットワーク、そして高い商品力を誇るクローナーによって、ペルー市場のお客様のビジネスに貢献できると確信しています」(ミシェル)

2018年11月8日には新型クローナーの発売発表イベントを首都リマで開催し、多くの現地メディアで取り上げられました。

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11月8日に開催された発売発表イベントで2組のお客様にクローナートラックが納車されました。


当リリースに関するお問い合わせ先
UDトラックス広報
Info.udtrucks.japan@udtrucks.co.jp
 

【UDトラックスについて】
UDトラックスは世界60カ国以上で先進的な輸送ソリューションを提供する日本の商用車メーカーです。1935年の創業以来、「時世が求めるトラックとサービスを提供する」というビジョンを掲げ、革新的な技術の開発で業界をけん引してきました。より高い満足を求めるお客様のため、私たちは信頼性の高いソリューションにより、スマートロジスティクスの実現に向けて取り組んでいます。大型トラック「クオン(Quon)」「クエスター(Quester)」から中型トラック「コンドル(Condor)」「クローナー(Croner)」、小型トラック「カゼット(Kazet)」「クーザー(Kuzer)」までのフルラインアップ、そしてカスタマーサービスと販売金融により、世界各国の様々なお客様のニーズに対応しています。

UDトラックスは全世界に10万人の従業員を有するボルボ・グループの一員です。ボルボ・グループの2017年における純売上高は3350億SEK(スウェーデン・クローナ)でした。