大型トラックの動力伝達装置(終減速機用フランジ)のリコールについて
平成 27年2月5日 | 印刷
リコール届出番号3512
平成27年2月5日、UDトラックス株式会社は下記のリコールを国土交通大臣に届け出しました。
対象車両をご愛用のお客様には、大変ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません。
ご愛用車の措置につきましては、販売会社よりご連絡・ご相談をさせていただきますので、点検・修理(無料)をお受けいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
対象車両をご愛用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
1.不具合の状況
- 後輪2軸駆動のトラックの動力伝達装置において、後前軸側終減速機の前側フランジのスプライン部とスプラインシャフトのバックラッシュの設定が不適切なため、当該フランジとスプラインシャフトの締結用ボルトに過大な力がかかることがあります。そのため、発進時のトルクにボルトが耐えきれず損傷し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、ボルトが折損しフランジに接続しているプロペラシャフトが脱落して走行不能となるおそれがあります。
2.改善の内容
- 全車両、フランジを対策品と交換するとともに、締結用ボルト、ワッシャ及びスペーサを新品と交換します。
【改善箇所説明図】
3.対象車両
- UDトラックス株式会社が製作している大型トラックが対象です。
- 型式、車台番号の範囲、製作期間、対象台数は次の通りです。
車名 |
型式 |
通称名 |
リコール対象車の車台番号の
範囲及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
ニッサン
ディーゼル |
PK-PW37A |
「コンドル」 |
PW37A-00001~PW37A-10384
平成16年 6月18日~平成18年12月 6日 |
614 |
BDG-PW37C |
PW37C-00001~PW37C-15250
平成18年 7月28日~平成22年 1月28日 |
769 |
UD
トラックス |
BDG-PW37C |
PW37C-15251~PW37C-15345
平成22年 2月 1日~平成22年 6月21日 |
95 |
LDG-PW39L |
PW39L-00102~PW39L-00225
平成22年 10月15日~平成23年 9月 6日 |
124 |
|
(計 3型式) |
(計 1車種) |
(製作期間の全体の範囲)
平成16年 6月18日~平成23年 9月 6日 |
(計1602台) |
備考:
本届出は、平成23年12月8日付け「リコール届出番号2867」、平成24年10月18日付け「リコール届出番号3042」並びに平成25年9月24日付け「リコール届出番号3230」にてリコール届出を行ったものですが、調査の結果、新たに対象となる車両が確認されたため、対象車両を追加するものです。
<ご注意>
- 対象車両の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両もありますので、詳しくは最寄りの
UDトラックス販売会社にお問い合わせください。
- 対象車両の製作期間はご購入の時期とは異なります。
【お問い合わせ先】
UDトラックス株式会社 お客様相談室
〒362-8523 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地
フリーダイヤル 0120-67-2301
オープン時間 月曜日~金曜日 9:00~12:00、13:00~17:00
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