UD Trucks

大型バスの原動機(エアコンプレッサ)のリコールについて  

平成 25年6月11日 | 印刷

リコール届出番号3166

平成25年6月11日、UDトラックス株式会社に車両を供給している三菱ふそうトラック・バス株式会社が下記のリコールを国土交通大臣に届け出しました。
対象車両をご愛用のお客様には、大変ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません。
ご愛用車の措置につきましては、販売会社よりご連絡・ご相談をさせていただきますので、点検・修理(無料)をお受けいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
対象車両をご愛用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

1.不具合の状況

  • 大型路線バスにおいて、エアコンプレッサの中央部ヘッドボルトの締付トルクが不足しているため、ピストンの往復運動による圧力振動でシートガスケット(エアコンプレッサ内の冷却水通路とエア通路の気密性を保つもの)に亀裂が発生するものがあります。そのため、冷却水がエア通路に浸入し、
  1. エア圧送時に配管を伝わり、エアドライヤ(圧縮空気中の水分や油分を取り除くもの)から排出され、冷却水が減少することで警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、エンジンの出力が制限されます。

  2. エア圧縮時の熱により冷却水が乾燥し、結晶化して生成された固形物が吸排気バルブに付着することで、吸入または圧送されるエアが減少するため、エア圧が低下することで警報ブザーが鳴るとともに警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、充分なエア圧が確保できなくなりブレーキ機能に影響を及ぼし、路上故障に至るおそれがあります。

2.改善の内容

  • 全車両、エアコンプレッサヘッド一式を対策品と交換するとともに以下の改善措置を実施します。

  • 当該ヘッドのエア通路に冷却水の浸入が認められたものは、エアコンプレッサのピストンとシリンダライナーを新品に交換し、エアドライヤのオーバーホールを実施します。

  • エア系統を点検し、冷却水の混入が認められたものはエア系統を清掃し、不具合が生じた部品を新品に交換します。

【改善箇所説明図】

3.対象車両

  • 三菱ふそうトラック・バス株式会社が製作し、UDトラックス株式会社が販売している大型バスが対象です。
  • 型式、車台番号の範囲、製作期間、対象台数は次の通りです。
型式 通称名 対象車の含まれる車台番号の範囲
及び製作期間
対象台数
LKG-AP35FK スペースランナー A AP35FK-20001~AP35FK-20002
平成23年2月17日~平成23年2月17日
2
LKG-AP35FM AP35FM-20001~AP35FM-20020
平成22年10月1日~平成23年4月6日
20
LKG-AP35FP AP35FP-20001~AP35FP-20003
平成22年10月19日~平成23年1月10日
3
LKG-AP37FK AP37FK-20001~AP37FK-20024
平成22年10月6日~平成23年3月1日
24
LKG-AP37FM AP37FM-20001~AP37FM-20005
平成22年11月4日~平成22年11月4日
5
計5型式 計1車種 製作期間の全体の範囲
平成22年10月1日~平成23年4月6日
合計54台

<ご注意>
  • 対象車両の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両もありますので、詳しくは最寄りのUDトラックス販売会社にお問い合わせください。
  • 対象車両の製作期間はご購入の時期とは異なります。