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大型トラック「新長期排出ガス規制」対応技術で提携 -環境・燃費性能にすぐれた尿素SCR技術を採用 -

2005.06.13 | 印刷

2005年6月13日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下「三菱ふそう」)と、日産ディーゼル工業株式会社(以下「日産ディーゼル」)は、6月10日大型トラック用の排出ガス後処理方式「尿素SCRシステム」技術で提携することで合意に達しました。 

三菱ふそうは、昨年の東京モーターショーで大型トラック用の新長期排出ガス規制対応技術として環境・燃費性能に優れた「尿素SCRシステム」を開発・発表しましたが、この度排出ガス後処理方式として日産ディーゼルで既に実用化されている「尿素SCRシステム」のコンポーネントを導入することを決定しました。 

本提携により、三菱ふそうは日産ディーゼルから尿素水噴射システム、尿素水タンク、触媒等コンポーネント技術のノウハウの使用許可を受け、部品を共有化致します。これにより両社は、コンポーネント開発費用や製造コストの低減を図り、お客様にとってよりお求め易い価格の商品のご提供を目指します。 

この「尿素SCRシステム」は、エンジン本体でPM(粒子状物質)を徹底的に削減し、発生したNOx(窒素酸化物)と無害・無臭の尿素を後処理装置内で還元反応させ、無害な水と窒素に分解します。NOx(窒素酸化物)の削減を後処理装置内でできるため、エンジン本体では燃焼効率を最大限まで高めることが出来、燃費が良くなることが特長です。

また、「京都議定書」批准に伴うCO2削減義務を含む将来の規制強化や燃費規制の導入検討など環境意識が高まる中で、益々有望な技術であり、世界的な排出ガス規制強化の波の中でも、最有力の対応技術だと言われており、北米と並ぶ最大市場である欧州でも、既に実用化されている技術です。  

日産ディーゼルは「尿素SCRシステム」を搭載した大型トラック「クオン」を04年11月より発売を開始し、順調に受注を伸ばしています。また、同システムに必要な尿素水「AdBlue」は、現在1,080ヵ所のトラックステーションと日産ディーゼルの拠点192ヵ所で供給が可能です。

三菱ふそうでは、「尿素SCRシステム」を採用した新長期排出ガス規制対応の大型トラックを開発中で、発売時期は検討中です。