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A855-cng

「コンドル」CNG(圧縮天然ガス)トラックを改良して発売 ~航続距離を延長し、実用性を大幅に向上~

2003.04.21 | 印刷

2003年4月21日

日産ディーゼル工業(株)(社長 仲村 巖)は、「コンドル」CNG(圧縮天然ガス)トラック(積載量4~7トンクラス)の商品力を向上し、4月21日(月)より全国一斉に発売した。

今回発売した「コンドル」CNGトラックは、標準仕様の燃料容器の容量を増大し、航続距離の延長を図ることにより、実用性を一段と向上させた。この燃料容器はクラス国内最大の容量で、航続距離約280km~330km(当社従来比9%増)を誇る。また、積載量7トンクラスのPK系では燃料容器5本仕様車をオプション設定し、航続距離約500km(当社従来比36%増)を可能とした。さらに改造費を引き下げたことにより、燃料容器容量を増大しながら車両価格の引き下げを行った。

積載量5~7トンクラスでは、今年9月から大型貨物自動車への装備が義務付けられる速度抑制装置を標準装備した。

昨今の物流輸送分野での「環境」意識の大きな高まりと環境規制の施行に伴ない、CNGトラックは環境対策車両として高い社会的評価を受けている。一方、CNG車の更なる普及には航続距離の延長が課題であった。

今回の改良では、課題を克服すべく走行距離の延長に対応し、今後の輸送部門へのCNG車普及に大きく貢献できるものと思われる。

尚、当社は「環境の日産ディーゼル」として2002年度の普通トラック市場でのCNG車販売でトップシェアを獲得し、99年度より4年連続でCNG車販売でシェアNo.1を達成した。

今回の商品力向上により、2003年度も、より一層CNGトラックの拡販を目指していく。


1.主な特徴
(1)航続距離の延長~航続距離最長約390kmを実現

  • 標準仕様の容器では、このクラス最大の180リットルの燃料容器を装備した。
  • オプションで大容量の213リットル※の燃料容器を設定し、長距離輸送にも対応した。
  • 航続距離は、180リットルが2本積み仕様車で約280km~330km(約9%増)、213リットルが2本積み仕様車で約340km~390km(約29%増)を実現した。

※適合車種:ホイールベース4.83m以上のロング系車種
採用時期:2003年8月からの予定

(2)容器増設で航続距離最長約500kmも可能

  • 積載量7トンクラスのPK系に、新たに容量を増大した燃料容器の5本仕様車をオプション設定した。これにより、約500kmの航続距離を実現した。

(3)速度抑制装置を標準装備

  • 積載量5~7トンクラスでは、今年9月から大型貨物自動車への装備が義務付けられる速度抑制装置を標準装備した。

(4)速度表示灯を廃止

  • 速度表示灯の装備義務の廃止にともない、速度表示灯を廃止した。

2.発売価格
東京地区メーカー希望小売価格(消費税含まず)

車 型 エンジン最高出力 仕 様 価格(千円)
★KK-MK25A(改) FU6
154kW
(210PS)
最大積載量4トンクラス 
標準幅
キャブ付シャシ
8,585
KK-LK25A(改) 最大積載量5トンクラス
標準幅
キャブ付シャシ
8,885
KL-PK25A(改) 最大積載量7トンクラス
ワイド幅
キャブ付シャシ
9,755

(写真は★印車種をベースにしたバン仕様等の撮影用特別仕様車)


3.国内販売目標
「コンドル」のCNG車・・・・250台/年

以上