UD Trucks

ディーゼルトラック1号車が完成

平成 26年3月26日

日本デイゼル工業では、ND1型エンジンとともに、1937年頃からディーゼルトラック1号車の製造に向けて、自動車シャシー部品の製造も進めてきた。

この開発も、エンジン部品づくりと同様に、加工技術の未熟さもあって困難を極めた。しかし、1938年11月のND1型エンジンの完成が、彼らに大きな勇気をもたらした。それから1年後の1939年11月、ND1型エンジンを搭載した3.5トン積み「LD1型ディーゼルトラック」1号車が完成した。創立から4年、遂に、「自らの力でディーゼル車をつくりたい」という安達の夢が叶った。

安達社長以下社員たちは、完成したLD1型を囲んで、肩を抱きあって喜びを分かちあったと伝えられている。

初のディーゼルトラックとして1939年11月に完成した3.5トン積み「LD1型ディーゼルトラック」。完成直後に行われた走行試験でもどこも故障することなく、優秀な結果を残した。1941年には、燃料噴射ポンプの製造に成功し、完全国産化が達成された。(写真は同シリーズのLD4)


この年、エンジン開発においても、3気筒90馬力のND2型ディーゼルエンジンが完成した。
1941年には、最後まで達成できなかった燃料噴射ポンプの製造に成功し、「完全国産化」がなった。NDエンジンシリーズは、30馬力から165馬力までシリーズが揃えられ、1944年には合計603台が生産された。その後、シャシーの開発も進められ、LD3型(2.5トン)、LD4型(4.5トン)とラインナップが揃えられ、トラックメーカーとし
ての基礎が確立された。