UD Trucks
gemba voice technology

Gemba Voice:開発部門

細野はUDでの長年のキャリアをテストエンジニアとしてスタートさせ、チーフ・プロジェクト・マネージャーのポジションへと上り詰めた。ここでは、細野にとっての現場スピリット(現場主義)を紹介する。

あなたにとっての現場主義とは?
「私は現場主義の信奉者です!チームの仲間にはいつも、現状を把握するために『現場に行け』と言っています。現場は出発点です。課題を解決する場であり、フィードバッグを得る場なのです。お客様の声にじかに耳を傾けることが大切です。お客様の声がモチベーションとなり、トラック改良の一助となり、そのおかげでお客様が心から満足できるトラックが提供できるのです。それはまた、問題にどのように取り組むかということでもあります。問題を解決するには、実際に手を動かして仕事をすることが大切です」

具体例を挙げてもらえますか?
「20年前、お客様のトラックのエンジンが、アイドリング時に振動するという問題が起きました。ドライバーは、駐車中に十分に休むことができませんでした。当時は現場の情報をもとに、エンジン回転が変動する原因は、噴射システムの問題だと判断しました。それから満足のいく結果が出るまで、試作車両で解決策を考え、テストを実施し、完成した対策品をお客様のトラックに組み込みエンジンの修理は完了、となるはずでした。ところが対策は十分ではなかったのです。しばらくしてエンジンは再び振動を始めました。そこでお客様のところへ伺い、ようやく、噴射システムを固定する際に加わるトルクが原因であったと特定しました。トルクならびに製造工程を調整することで、この問題を解決したのです。この経験から、私は2つのことを学びました。まず、問題の原因究明には現場へ行くべきだということ、そして、お客様がいる現場でこそ、解決策が確認できるということです」

トラックを運転できる大型免許を取得した理由は?
「現場に臨むということは、自分で情報を集めるという意味もあります。何かを理解するには、自分で体感するのがいちばんだからです。そのため、大型免許を取得しました。トラックのテストドライブをし、新たな解決策をひとつずつ自分自身でテストするためです。お客様のトラックを運転して、問題の原因をじかに分析するためにも有益です」

夢のトラックは?
「自動運転機能付UDトラックです!自動運転で走行し、あらゆる危険を検知して反応できるトラックですね。ドライバーはリラックスして運転でき、荷物の積み下ろしをするだけ。他の業務や作業に費やす時間がもっと増やせるようになります」